なぜ私たちは、喜んで“資本主義の奴隷”になるのか?
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書誌情報
title: なぜ私たちは、喜んで“資本主義の奴隷”になるのか?
author: フレデリック・ロルドン, 杉村昌昭
publisher: 作品社
publish: 2012.11
「“やりがい”搾取」「“自己実現”幻想」を粉砕するために。“ポスト近代の奴隷制”と化した新自由主義社会――マルクスの“構造”分析とスピノザの“情念”の哲学を理論的に結合し、「意思的隷属」というミステリーを解明する。欧州で熱狂的支持! 最先鋭の資本主義論。
なし
読書メモ
- スピノザを分析軸に使っているから難しく思える。
- 「労働者の欲望の向かう先をなるように仕向けているので、資本主義体制が続いている。」くらいの解像度でしか分からない。
- フランスなので、レギュラシオン派の本が参考文献でよく出てくる。ロベール・ボワイエとか。
- エピチューメ
- 欲望体制
社会的構造は他方で欲望や、感情の形状をとって固有の想像的世界をなしているということである。
- 💭欲望の文法と名づけよう
