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悪の凡庸さを問い直す(読書メモ)

2023-12-15

悪の凡庸さとは

特段歪んだ思想や強い憎しみを抱いているわけでもないごく普通の人間でも、自ら考えることを停止し、上から言われるがまま命令に従えば、巨大な悪を成し遂げてしまうことがある P7

というアイヒマンのイメージ新聞記事2013年公開の映画ハンナ・アーレント(映画)(2003)森友問題などで見られた、組織の歯車として、悪事をなす人々の存在。上記の議論に対抗して、上への「忖度」として、自律的に行動する部下という新しい解釈がうまれたイアン・カーショーの議論参照
エルサレム以前のアイヒマン

シュタングネイトの貢献は、「サッセン・インタビュー」をはじめとする、この世に存在するアイヒマンに関する資料を博捜し、自覚的な加担者としてのアイヒマン像を徹底的に裏付けた点にある

でも実際は?

脚注

    Webmention コメント

    あさだあめ

    あさだあめ

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