活断層地震はどこまで予測できるか 日本列島で今起きていること
ToC
書誌情報
title: 活断層地震はどこまで予測できるか 日本列島で今起きていること
author: 遠田晋次
publisher: 講談社
publish: 2016年12月14日
熊本、鳥取、福島沖──なぜ、大地震が頻発するのか? 地震の連鎖は「活動期」に入ったからなのか? 日本列島に走る活断層の数はなんと2000以上、次の地震を引き起こす「火種」は今もどこかでくすぶりつづけている──。活断層とは何か? 直下型地震はどうして起きるのか? 今知りたい疑問に答えます。
地震とは、地殻内にたまった歪みが断層を通じて一瞬のうちに解放される現象です。日本列島には、確認されているだけで2000以上の活断層が存在し、互いに複雑に影響しあっています。ひとたび地震が起きれば、その歪みが別の活断層へと伝播し、新たな地震へと連鎖する構造になっているのです。今もどこかで次の地震を引き起こす「火種」はくすぶりつづけている──これが私たちが住む日本列島なのです。次の地震はいつ、どこで起きるのか? 活断層と直下型地震のメカニズムと最新の研究成果を豊富な図と写真でわかりやすく解説します。
- プロローグ 熊本地震
- 第1章 日本を襲う2種類の地震
- 第2章 地震と断層
- 第3章 活断層はどこまで解明されたか
- 第4章 内陸地震を予測する
- 第5章 内陸地震のハザード評価
- 第6章 平成28年熊本地震はどのような地震だったのか
- 第7章 地震は連鎖する──活断層地震の「火種」とは
- 第8章 直下型地震に備える
読書メモ
2025-07-17
- 見つかりづらい小型の活断層の存在
- 活断層調査は後手に回らざるをえないという印象だ
- 活断層調査の古典『日本の活断層』
- 地盤(岩盤)の上の堆積層の存在
- 地震には脆弱。
- 大都市は概ねこの層の上にある。
- 💭どこも危険なんやね……
感想
かなり駆け足の読書となった。まぁ某予言から12日もたってるのだから仕方がない。旬を外した読書というのはモチベの問題から難しい。