DropGardenロゴ

群れから逸れて生きるための自学自習法

書誌情報

title: 群れから逸れて生きるための自学自習法
author: 向坂くじら, 柳原浩紀
publisher: 株式会社 明石書店
publish: 2025/03/25

注目の詩人と教育者による、アウトサイダーのための勉強論「勉強するのに仲間はいらない。むしろ、ひとりでいるために勉強が必要なのだ」。群れず、つるまず、あなた自身でいるための学び方とは。その試みは、他者を理解し、世界をゆがみなく捉える第一歩となる。一斉授業に困難を抱える中高生から、学び直しを求める大人まで。朱喜哲(哲学者)推薦!

勉強は、あなたの孤独を守り、そして自由にする。

学校が苦手で、それでも大学で哲学をやると信じていた14歳のわたしと、いま14歳のあなたに、本書が届きますように。はじめに なぜ勉強の方法を知る必要があるのか?

【理論編】
01 学ぶとは何か?──目的と手段、そして対話
02 読む──すべての勉強はここからはじまる
03 理解する──少しはみ出すくらいがいい
04 覚える──ぶらぶら散歩するのがいい
05 言語化する──つまり、軽々と間違えること
06 考える──制約と跳躍

【実践編】
07 英語 ◇コラム 勉強する理由は「楽しいから」か?
08 数学 ◇コラム テストとは何か? なぜ試験勉強は勉強ではないのか?
09 国語 ◇コラム 勉強仲間は必要か?
10 社会 ◇コラム くじけるとは何か? 正しいくじけ方について
11 理科 ◇コラム なぜ学習法が大切なのか? 努力に逃げないことを頑張る

おわりに 参考文献/教材リスト
(明石書店ホームページより引用)

読書メモ

2025-07-24

  • 服従から逃れて自由になること、それが勉強の目標。
  • 自分の外にあるものとの対話。
    • 知識とか
    • 自分の頭で考えるという誘惑
    • 💭陰謀論の文脈では、「自分の頭で考える」というのはある意味ハメるための技と言える
  • 自走するために。自学自習の方法を。
  • 理論編chap1-6 実践編chap7-11
    • 💭分厚さはだいぶ違うが、独学大全に似た構成だと思った
    • 以下各章
      1. そもそも学ぶとは?自学自習の価値が王道なんだろう
      2. 読み方指南。再読とスローリーディング推しと見た
      3. 理解について。かなり漸進的な理解というものを想定している。ネガティブケイパビリティ
      4. 記憶すること。このあたりは細かいテクより、総論重視か
      5. 言語化する。まぁ書くことだろうか?作者の一人は詩人なので、この章は気になる
      6. 考えること。思考の方法論なのか?ここもスローだね。
      7. ここからは実践編 英語
      8. 数学 これは気になる。読書猿はわりと暗記派にも近かったように思えるが、この本は?
      9. 国語。正直「読む」の章とかぶりそうな主題だが
      10. 社会。やっぱり記憶と説明の2本柱だよなぁ
      11. 理科。数学と同じく苦手なので、勉強法は気になる。ブルバの大学生物の教科書とか買いたくなるね。
  • 第一章学ぶとはなにか
    • 若者向けなので、いま勉強が苦手=しょうらいできるようになることはないという短絡を戒めている。
    • 3つの方法
      • 解く
      • 覚える
      • わかる
        • 💭現世は「解く」原理主義だよなぁ
        • 3つにわけているが、結構有機的に結びついている。
    • 3つの方法を使って教科の内容を使いこなすp.15
      • 💭使いこなすときたかぁ。

感想

関連ノート

脚注

    Webmention コメント

    あさだあめ

    あさだあめ

    本を読んだりするおじさん。Amazonのアソシエイトとして、適格販売により収入を得ています。