認知アポカリプス 文明崩壊の社会学
ToC
現代社会における情報過多とテクノロジーの進化が、人々の認知能力に与える影響を分析し、文明崩壊の危機を社会学と認知科学の視点から考察する。
書誌情報
title: 認知アポカリプス 文明崩壊の社会学 author:
ジェラルド・ブロネール,
高橋啓 publisher: みすず書房
publish: 2023年4月18日
内容
人類は史上最長の自由時間を手にしているが、その時間は認知の争奪戦が繰り広げられる市場で蕩尽される可能性が高い。高度な文明の源泉である人間の脳が、テクノロジー社会とのミスマッチを起こし、認知市場を放置することの意味を問う。
- 主観的な序言――恐るべき時代
- 第1部 この世でもっとも貴重なもの
- 第2部 ありあまるほどの脳の自由時間!
- 第3部 未来はそんなに長くはもたない
- 結論――最後の闘い
- 訳者あとがき
- 原注
読書メモ
- 加速度的に発展するものを、正確に予測するのは人間には難しい
- 利用可能性ヒューリスティック
- 人工知能による自動化の推進
- 認知能力の分野でも専門家を上回りうる
- とはいえ、人間を代替はできないだろう。
- 脳を自由に使える時間は増加の一途をたどっている
- 睡眠時間は低下している
- とりわけ青少年の
- スマートフォンやゲームの影響
- fomo見逃すことの恐れ
- これは依存症ではないか?
- 待ち時間の消滅
- カクテルパーティー効果
- 注意力を振り分けられるという脳の特殊な能力
- カクテルパーティー効果をハックされる
- 見えないゴリラの実験
- 一部の言葉には、脳による注意力の振り分けをオーバーライドするものがある。
- 社会的視認性の高い言葉や、性的なものに関連した語彙
- こういった与件をもとに、認知市場で伸びる商品を考える
- 性に関する商品
- ポルノハブ
- 毎年62万年分の脳の自由時間を奪われているらしい p.84
- ポルノハブ
- 恐怖心を煽る情報
- デマ。ワクチンデマや放射線デマがあげられている。
- 性に関する商品
2025-11-11
- 人間は他人の喧嘩を見るのが好き、らしい
- フランスのラッパー、ブーバの事件
- マニュエル・ヴァルスの平手打ち事件
- 黄色いベスト運動参加者によるアラン・フィンケルクロートへの誹謗中傷
- いずれの事件でも、検索数が増加した。
- 💭加藤陽子あたりでもそうなるのだろうか?
- 怒りは危険に直結するので、人間の注意を引きつける傾向がある。
- 人間の天敵は人間。身も蓋もない事実だ。
- 怒りはネットワーク上で拡散しやすい傾向がある。
感想
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脚注
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